こんにちは!山梨県甲府市中央の銀座通り商店街にあります、昨年100周年を迎えました振袖専門店の京呉服ふじやです!
お母様の振袖をお嬢様が着回すママ振りは親子2代で受け継ぐ思いや感動もひとしおですよね。
ですが、中には「ママの振袖は地味だから着たくない!」、「古い感じがして着たくない!」とお母様の気持ちとは裏腹に交渉決裂してしまうことも。
今日はそんなママ振りを古くならず、地味にならないアレンジ術をお話します!
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ママの振袖の魅力を再発見!
受け継がれてきた振袖はご家族の思いが詰まっています。
お嬢様からしたらおばあちゃまやおじいちゃまがお母様へ誂えた振袖になりますね。
当時の振袖は今のようにインクジェットの技術が無く、職人さんが手描きで絵柄をつけたり染めていたりしていました。
その為、振袖に必要な帯や小物などのセットでの販売では無く、1枚で何十万という時代でした。
手描きで様々な技法が取り入れられている手の掛けられたお振袖は
時代が流れても変わらずに美しいのです。
またお手入れがしっかりとされている状態で保管をされていれば、状態も悪くないと思いますので、
費用も購入よりお得な場合もあります。
また、今振袖を選んでいるお嬢様たちも振袖選びをするとおおよそ7〜8割は古典柄を選んでいるので、
決して古典柄が古い訳ではないのです。
地味に見える原因をチェック!
地味に見える原因は、
・小物のコーディネートの仕方
・可愛く華やかな帯結びが出来る帯なのか
この2点かと思います。
小物の合わせ方で雰囲気がガラリと変わりますし、
印象がグッと変わります。
小物のコーディネートの仕方
これが一番大きいかと思います。
まず、お母様の頃の帯揚げ帯締めなどの小物と今の小物とでは仕様が全く違うからです。
お着物以外でどこで今っぽさを出せるのかと言うと、
・袋帯
・重ね衿
・帯揚げ
・帯締め
・半衿
・髪飾り
・草履バッグ
大体このあたりだと思います。
小物の色使いやレースやパールなどを用いたアイテムが多数あるので、
小物を入れ替えるだけでも印象がガラリと変わります。
お母様のお振袖をベースに帯、帯揚げ、帯締め、重ね衿といった小物を変えてみました。

上品な正統派な雰囲気を出せる上品な組み合わせになります。

同じ着物ですが、こちらは甘い可愛い雰囲気が出ていますね。
同じように帯、帯揚げ、帯締め、重ね衿を変えてみました。
最近のお嬢様たちが好まれる傾向としては、帯でメリハリをつけると言うより、
溶け込んで一体化するような合わせ方を選ばれる傾向にあります。

今度はクールにかっこいいモード系なコーディネートです。
また黒のアームカバー(付け袖)をつけているので、レースが袖からちらりと見えて
モダンな雰囲気を演出できます。
このように小物を変えるだけで今っぽい着こなしに変えて、
尚且つお嬢様の希望に合わせてなりたい雰囲気を作ることが出来るのです。
可愛く華やかな結び方が出来る帯なのか
昔はふくら雀という変わり結びが主流でした。
今でも皇室の佳子さまや愛子さまがお振袖を着用される際には結んでいらっしゃる結び方になります。
そして帯も糸をたくさん使ってハリのある帯が良しとされていました。
今現在は、三重仮紐というゴムが3枚重なった仮紐を使って羽根を作り、
立体的に華やかでスタイルアップして見えるような帯結びがお嬢様たちの人気を得ています。

ふくら雀の場合ですと、しっかりしたハリのある帯が向いていますが、
現代的な帯結びですと羽根を作るため柔らかさとしなやかさが無いと難しいのです。
お母様のお振袖の帯の場合、帯の中に固い帯芯というものが入っているものも多く、羽根を作るのが難しかったり、
袋帯の長さ自体が今の袋帯の方が30センチほど長いので体格によっては帯の結び方も限定されてしまうこともあります。
ママ振りはここをチェックすれば安心!
サイズが合っているのかどうか
よくあるのは、お母様と身長は一緒なのに着れないパターンです。
どう言うこと!?と思うかもしれないのですが、
2000年代生まれのお嬢様たちは手足が長く、
お母様の着物を着ると裄が短く手首があらわになってしまったり、
腰の位置が高い為、おはしょりと言う帯の下側に出る折山の部分が出ないこともありますので、
羽織るだけでなく、帯まで合わせて見てサイズが合っているのか確認する必要があります。
またそのお振袖をお直ししても可能なのかどうかも確認します。
もしお嬢様がご姉妹で妹さんもお母様の振袖を今後着る予定でお姉様との体型の違いがある場合です。
汚れや匂いがないか
昔は着物を着た後はお手入れすることなく
着た後は干して片付けるという方が多かったです。
しかし、やはり皮脂や汚れなどがついた状態で長期間保管すると
黄色く変色してしまったり、当時はなかった汚れが時間を経て浮いてきたりしてしまってい、
元通りの綺麗な状態で着るためには染み抜きや、
染み抜きでも落ちないものはさらに色をシミの上に乗せたり、
シミの上に柄を足してシミを目立たなくする、柄足しといった加工をされる方もいらっしゃいます。
またお手入れはしていても、大事だからこそ間違った保管方法で着物に強い匂いがついてしまうこともよくあります。
それは、しょうのうを着物に入れて保管することです。
恐らく大事な着物だから、虫に食われては困るとしょうのうや防虫剤を入れる方が多いと思うのですが、
正絹の着物を虫はほとんど食べないのです。
虫が食べるのはウールなので、ウールの着物をお持ちの場合は正絹の着物とは別保管にしていただければ、
しょうのうを入れる必要はないのです。
実際にしょうのうをたくさん入れて保管したお着物はかなり匂いが強く
長時間嗅いでいると頭痛やだるさを引き起こすケースもあるので、
匂いを消すために丸洗いやオゾン消臭が必要になることもあるので、
専門店で相談するのがおすすめです。
見落としがちなのが草履
草履は高温多湿になってきている日本で、長年箱の中で仕舞われて、
尚且つビニールに入れられた状態で保管されていると、
裏側のゴムの部分が劣化している可能性が高く
歩いているうちに草履の裏が剥がれてしまったり、
鼻緒の芯が湿気で弱り切れてしまったりすることもあります。
また最近の草履はスタイルを良く見せたいお嬢様向けに厚底の草履もあったりするので、
どんなものがあるのかチェックしていくのが良いかと思います。
ママ振りは過去と現在をつなぐもの
振袖は小物を変えるだけで現代的にアップデートできます。
お母様、おばあさまの思いがこもっているお振袖をお嬢様が着るのは感動もひとしおだと思いますし、
特に被りたくない!と言うお嬢様は今と昔のMIXは唯一無二の着こなしになること間違いないです。
是非一度、ママ振りがある方はコーデを楽しんでみましょう!
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現在ふじやでは、2026年(令和8年)・2027(令和9年)に成人を迎えるお嬢様たちの振袖選びのお手伝いをさせていただいております!
大きく分けて、
と大きく分けて3つのプランがございます!
お振袖選びから、前撮り、当日のお支度、お手入れなどのアフターサービスまで、
安心して成人式を迎えられるよう全てサポートさせて頂いております。
前撮りはママ振りを着たいけど、当日はがらりと違った振袖を着たい!!
などこれはプランにないから難しいかも??と思うようなこともお気軽にご相談くださいね!
ふじやの振袖コレクションはこちらです!
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こちらのお振袖以外にも
下の写真がふじやの店内でこのようにたくさんのお振袖が揃っております!

まずはお母様だけの下見も大歓迎です!
是非お気軽にご相談くださいね☆
甲府で1924年に創業した老舗の呉服店「京呉服ふじや」では、
山梨県内の一生に一度の成人式の思い出作りをお手伝いさせていただきます。
山梨県の
甲府市・甲斐市・韮崎市・南アルプス市・北杜市・山梨市・
笛吹市
甲州市・中央市・富士吉田市・都留・大月市・上野原市・
市川三郷町
早川町・富士川町・身延町・南部町・昭和町・富士河口湖町
鳴沢村・忍野村
山中湖村・道志村・西桂町・小菅村・丹波山村の皆様に
ご来店いただいております。
振袖のご購入のご相談や振袖レンタルのご相談の他に、
お母様やお姉様のお振袖のリメイクや寸法やお手入れのご相談も心を込めてお手伝い
させて頂きます。
是非お振袖の事は京呉服ふじやに全てお任せください!
素敵な晴れ着の記念の撮影は
京呉服ふじやのフォトスタジオ
にご相談ください☆
京呉服ふじやでは
1日5組限定の完全予約制にて営業しております。
①10:00〜 ②11:30〜 ③13:00〜
④14:30〜 ⑤16:00〜
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