山梨県甲府市の呉服店ふじやでは職人が織りなす振袖の世界をご紹介しています。特別な一枚に、崇高な輝きを。
よしざわおりもの
吉澤の創業は明治30年9月、明石縮を創業したのが始まりです。織物の産地として千数百年の歴史をもつ十日町のなかで、一貫して技術革新と商品開発、そして品質管理をものづくりの基本としながら今日に至ります。現社長吉澤武彦は、平成29年、十日町織物工業協同組合の理事長に就任し、産地復興のため尽力しています。
手描き加賀友禅振袖「桧扇四季草花文」
加賀友禅の色彩は、紅系統を生かした多彩調で、加賀五彩といわれる「藍・臙脂(えんじ)・黄土・草・古代紫」を基調とした華やかな振袖です。
切り抜きの刺繍の一種で、糸を引き抜いたり布地を切り抜いたりしてデザインの一部を透かす汕頭刺繍は、立体感があり「絹の彫刻」と呼ばれています。
辻ヶ花染に代表される絞り友禅を手がけている「桐屋」。手のぬくもりを感じさせる桐屋独自の技法を味わえる振袖です。
手描き京友禅振袖
絞り友禅振袖
丸福染匠がこだわった、本格手描き京友禅の振袖。熟練の京職人が佳き日を迎えられるお嬢様を想いながら、丹念に心を込めて作り上げる品々を心ゆくまでご覧ください。