【やってはいけない!?】そのお着物大丈夫?大事なお着物お手入れ&保管4選@京呉服ふじや

こんにちは!京呉服ふじやです!

 

久しぶりに着物を着てみようとタンスを開いたら、お気に入りだったお着物にカビが発生していた!!

ママ振りで着るつもりのお振袖、いざ試着をしてみようと思ったら目立つところにシミや汚れが!!

 

と、お着物をお持ち込みでご相談頂くあるあるなんですが、

これって見つけた時の落ち込み方というかショックと言ったら半端ないんですよね( ;  ; )

なかには諦めの気持ちでご来店される方もいらっしゃいます。。。

そんなお気持ちになって欲しくない!と

そうなる前にふじやではどんなご提案をしているかご紹介させて頂きますね!

 

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お手入れ方法には種類がある!

①丸洗い

一般的に丸洗いというと、ジャブジャブとお水でしっかり洗うというイメージってありませんか?

実はお着物の場合の丸洗いはお洋服で言うところのドライクリーニングで、

水を使用せずに専用の液剤で洗う方法のことです。

何を落とすのに適しているかと言うと、ズバリ油性の汚れに適しているのです。

お手入れでお持ちいただくお着物は衿まわりにファンデーションの汚れがついているのを

良く見受けるのですが、こう言った汚れにはとても得意な洗い方法になりますね。

ただこの丸洗い弱点があるんです。。

それは水溶性の汚れを落とすことが出来ない

と言うところなんです。。

じゃあ水溶性である汗を落とすにはどうしたらいいの?と言うところで

次の洗い方法はこちら

②汗抜き

高圧蒸気をかけて繊維に染み込んだ汗を弾き飛ばす作業になります。

こうすることで汗に含まれていてシミの元になる塩分やアンモニアを処理していくのです。

お着物を着ると気づきにくいですが、結構身体って汗をかいているんですよね。

脱いだ後も汗をかいて汚れてしまったこともなかなか気づきにくいんです。。

衿の部分は汚れてしまったから丸洗いでお手入れに出しても一見きれいに上がってくるのですが、

汗を取ることが出来ていないので汚れていることに気づかずにそのままタンスにしまうのが普通だと思うんです。

でもある時、実は汚れていた!と発覚してしまう時が来るんです。

それがいつって??

それは………

 

次に着ようとタンスから出した時なんです!!

   

汗をかいたのに汗抜きをされずに長時間タンスの中でしまわれていたお着物は

カビの格好の餌食なのです。。。

汗が染み込んだお着物が空気と触れ合うことで酸化して黄ばんでしまったりもしてしまうのです。

 

なので、しばらく着ないかなと言う時は

丸洗い+汗抜きがベストなお手入れだとも言えますね!

 

③カビ取り

もし万が一カビがお着物に出現していたとしても、カビ取りと言って専用の溶剤とソープとブラシを使い

生地が傷まないように手作業で職人さんが落としていくことで落とせる可能性はあるので、

一度お持ちこみしていただいてご相談頂くのがおすすめです☆

その際の注意点としては他のお着物とは別に保管して頂くことです!

と言うのもカビの胞子が他のお着物に飛んでしまうことがあるので、

なるべくカビ部分には出さずそっとしておきましょう。

 

〜カビの症状例〜

☆なんだかカビ臭い

☆白いフワフワしたカビが表面に出ている。

☆青いカビがポツポツとシミのように出ている。

☆黒色のカビが斑点状に出ている。

☆カビが変色して茶色やオレンジの斑点が点在している。

☆変色している。

☆カビの繁殖範囲が広く、変色範囲も広い。

☆地色が色抜けを起こしている。

☆柄の部分が変色をしている。

 

ただあまりにもカビが被害が甚大だとカビ落としでは難しい場合があるのです。。。

そういった場合どんなご提案があるかと言うと

 

※洗い張り………………着物の縫い糸を解いて一度元の反物の状態に戻してから洗う方法です。そうすることで丸洗いでは落とせない落ちにくい胴裏の裏側のカビを落とすことに有効です。また一度反物に戻っているのでママ振りをお嬢様が着る際に寸法をお嬢様に合わせる場合にもお勧めしております。

 

こう言った方法もありますので、思い出のお着物を蘇らせることは可能です!

 

とは言っても普段からの保管を気をつけてあげるだけでも着物の状態をきれいなまま保管することができるのです。

 

④キモノの休息

 

キモノの休息画像

着物の保管袋なのですが、この袋めちゃくちゃ便利で、お着物+襦袢+帯をこの袋の中に保管することが出来て、

紫外線からの着物の色やけを防ぎながら、繰り返し使用できる除湿シートでカビからお着物を守ってくれるのです。

除湿シートの再生シグナルがピンク色になったら天日干しのサインなので、

天日干しをして頂き乾燥してシグナルが青になったら、

再度使用して頂くことが可能です!

そして、桐ダンスがなくてもクローゼットの空きスペースで収納ができるのでとても便利です^ ^

 

 

今回は大事なお着物を綺麗に保管するためのお手入れと保管方法についてブログを書きましたが、

 

今月、ふじやでは着物のお手入れドクターが来場して、とってもお得なこんなイベントがあります!!

 

 

6月のイベント

 

着物の丸洗いは普段より20%以上お安いキャンペーン価格となりますので、

ジメジメしてカビの発生しやすい6月だからこそお着物を大事にして頂くために是非ご来場くださいね☆

 

おばあ様、お母様から引き継いだ想い入れのあるお着物、

若い頃に購入したお着物など、最近じゃ着なくなってしまったけれど眠らせたままのお着物をリメイクする相談会も

同時に行います。

こちらは相談見積りは無料ですので、こちらもお気軽にお越しくださいませ^ ^

 

 

 

 

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振袖のご購入のご相談や振袖レンタルのご相談だけでなく、

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