こんにちは!山梨県甲府市中央の銀座通り商店街にあります、振袖専門店の京呉服ふじやです!
前回、総絞りの振袖は古い?というタイトルでブログを書きましたが、
辻ヶ花のお振袖も職人さんの手が掛かり、とても目をひくお着物の一つです。
手が掛かっている分、見た目も豪華なので、
どこに行っても褒められるお着物の一つでもあります。
二十歳の集い(成人式)で誰よりも輝きたいお嬢様は是非ご覧ください。
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辻ヶ花の歴史と魅力
幻の辻ヶ花
このような、お花の柄を見た事はありませんか?
このお花が辻ヶ花になるのですが、実際に辻ヶ花という植物は存在しておらず、架空の花になるのです。
その為、季節を問わず着ていただくことが出来ます。
辻ヶ花はの技法は歴史が古く、絞り染めの全盛期の室町時代に生まれたと言われています。
その後、室町時代の末期から桃山時代にかけて大流行しますが、
それ以降は途端に姿を消してしまいます。
というのも、江戸時代中期に友禅の技法が確立され普及していくと、
友禅の方が図柄の自由度が高く、また辻ヶ花の方が製作難易度が高いので手間がかかる分
衰退していったという事になる訳です。
こういう背景があるので、幻の辻ヶ花と評されるのです。
久保田一竹
そんな消えてしまった技法ではあるのですが、
久保田一竹という染色工芸家が20歳の時に東京国立博物館で室町時代に作られた
「辻ヶ花」の切れ端に心奪われ、いつか自分の手で辻ヶ花を復活させたいという夢を持ちます。
その後、太平洋戦争で出兵したりするのですが、ようやく彼が60歳の時に完成した作品が、
「一竹辻ヶ花」になります。
この一竹辻ヶ花は国内だけでなく海外でも高い評価を得ているのです。
実は山梨と久保田一竹は密接な繋がりがあって、
河口湖町に久保田一竹美術館があるのです!
しかも、一竹本人が河口湖畔に建設し、そこで作品も制作していたそうです。
こうして一度途絶えた辻ヶ花も新しい技法が確立した事で、再び人気を得ているのです。
また現在、一竹辻ヶ花以外にも、翠山工房や作家の先生たちが伝統を引き継いでいます。
辻ヶ花のお振袖は豪華で存在感あり
辻ヶ花のお振袖は制作するのに、
企画設計(図案の立案)
↓
型付け(染めない部分に糊をのせます)
↓
引き染め(何種類の染料を使い分け染めます)
↓
手描き友禅(図案に沿って染料を使い分け色付けする事で、絵柄が浮かびます)
↓
絞り(絞りの手法を使い分け、立体的に表現します)
こう言った細かい作業をたくさんあるので、
インクジェットやプリントのお振袖には無い、繊細かつ豪華さがあるお振袖になるのです。
辻ヶ花のお振袖が高級品と言われるのは、それだけ職人さんや作家さんの手間が掛かっているからという
部分がありますね。
そして実際に目にすると、本当に豪華で美しいです。
どこへ行っても褒められる辻ヶ花
例えば、親戚やお友達の結婚式に辻ヶ花のお振袖を着て参列されたとしたら、
経験上、年代が上の方には確実に褒められますね^^
というのも最近の結婚式はドレスで参列される方が多く、割と色使いも控えめな印象なので、
これだけ華やかなお振袖を着ていると場に花を添えてくれるので、主役からも大変喜ばれます。
たくさんの色を使った洋装だと驚かれてしまう可能性もありますが、
お振袖はたくさんの色が入っている華やかなもの程喜んで貰える傾向にあるので、
胸を張って参列出来ますね。
もちろん!ふじやで購入のお振袖は営業時間内はお着付け無料なので、
負担は掛からないです^^
いかがでしたか?少しでも「辻ヶ花」のお振袖に興味を持たれましたら、是非ご試着してみてくださいね!
1924年に甲府で創業しました老舗の呉服店「京呉服ふじや」では、
山梨県内の一生に一度の成人式の思い出作りをお手伝いさせていただきます。
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