ママ振りのメリット・デメリット【2024年(令和6)2025年(令和7)に成人を迎える方へ】

こんにちは!

山梨県甲府市中央の銀座通り商店街にあります振袖専門店、京呉服ふじやのキヨコ です!

京呉服ふじやでは、成人式を迎えるお嬢様のお手伝いをさせて頂いていますが、

大きく分けて3つプランがございます!

①購入

②レンタル 

③ママ振・姉振り(お持ち混みのお振袖の着回し・リメイク)

今日はこの3つ目のママ振り・姉振りを掘り下げてメリット・デメリットをお伝えして行こうと思います!

※成人年齢が18歳に引き下げられましたが、

山梨県では成人式は20歳で行なわれることが決まっておりますので

2024年新成人は平成15年(2003年)4月2日〜平成16年(2004年)4月1日生まれの方になります。

また

2025年新成人は平成16年(2004年)4月2日〜平成17年(2005年)4月1日生まれの方になります。

ママ振

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ママ振りのメリット

①お手持ちのお振袖を利用する為費用が抑えられる

購入・レンタル・ママ振り(振袖着回し)の中では、平均的に見て一番費用が抑えられるのが

ママ振りになります。

そろそろお嬢様の成人式の準備を考える18歳〜20歳は大学の学費や仕送りなど、何かと物入りな時期では

あるので、予算をなるべく抑えたい方は振袖の着回しが一番経済的かと思います。

②今時なお振袖と比べると高品質なお振袖が多い

現在の今時なお振袖はコストを下げる為、インクジェットで海外で製造されたお振袖が一般的ですが、

お母様たちの頃のお振袖は、そういった技術が無く

ほぼ国産で一人の職人さんが手間隙かけたものが

沢山販売されていました。

総絞りのお振袖は今購入しようと思うと、

そもそも総絞りのお振袖を作っている職人さんが減ってきている為

なかなか見つからなかったり、結構な金額がかかってきます。

お母様たちの頃のお振袖は100万円以上する高品質なお振袖が沢山販売されていたので、

お持ちであれば是非着て頂きたいなと思います。

③レトロなおしゃれが楽しめる

最近は懐かしのクリームソーダや純喫茶が流行ったり、レトロなものが一周回って新かったりします。

ママ振りのデザインを今のお振袖で探そうと思ってもなかなか無いものなので、

人と被らないおしゃれを楽しめるのもママ振りならではかと思います。

お母様と同じコーディネートにするよりも

帯や小物を変えてお嬢様のコーディネートでアレンジされる方がほとんどです。

令和だからこそ新しい!レトロなママの振袖リバイバル大作戦☆2022年最新ママ振り小物コーデ

↑ママ振りのコーディネートのブログ記事です。是非ご覧ください

④親子三代で思い出を共有する事ができる

お嬢様がお母様の振袖を着ると言うことは、

それを購入したお祖父様とお祖母様の想いも篭っていると言う事です。

お母様がご結婚された時点で『もうこの振袖を着ることは無いかな』としまっていた

お振袖をお孫さんが着られることで、ふとこみ上げるものがありますよね。

前撮りを見学されてママ振りの着たお孫さんを見てあの頃を思い出し、涙されるおばあちゃまもいらっしゃいます。

ママ振りのデメリット

①お振袖のお手入れが必要

ママ振りの場合、少なくても20年、平均したら20〜30年以上は

タンスの中で眠っているものですから着られる前にはお手入れが必要です。

と言うのも、樟脳(しょうのう)ってご存知でしょうか?

着物を保管する時に一緒に入れる防虫剤の事です。

樟脳と聞いて独特のあの匂いがイメージされる方も少なく無いかと思います。

昔のお着物にはこの樟脳(しょうのう)を入れて保管する事が多く、

その為、お振袖に匂いがついてしまう事があります。

この匂いで具合が悪くなってしまうお嬢様もいらっしゃるので、

着られる前には予め丸洗いをして匂いを取ってあげる必要があります。

②着物の状態によってはメンテナンスが必要の可能性もある

お振袖を開いてみたら、気になるシミやカビがついていた場合は、

更にシミ抜きやカビ落としと言ったメンテナンスが必要になってきます。

また落ちないシミの場合はシミの上に柄を足してシミを目立たなくする柄足しが必要になります。

またお母様のサイズでお振袖をお仕立てしてある事が殆どだと思いますので、

お嬢様が試着した際にサイズが合わない場合は仕立て直しが必要なこともあります。

例えば、お嬢様がお母様より身長が10センチ以上高い場合は仕立て直しが必要ではあります。

お母様と同じ身長でも平成生まれのお嬢様は手足が長いので、

裄が足りないと言うこともありますので、お嬢様の身体に合うのか試着をすることをお勧めします。

③お嬢様がママ振りを着たくない

ママ振りを着て欲しいけど、お嬢様が着たくない場合、

理由は『ママ振りは古い』と言うことで着たくないのであれば

帯・重ね襟・半襟・帯締め・帯揚げ・草履・バッグ・髪飾り

と小物を変えてあげることでグッと今っぽく着こなせるのです。

また前撮りか当日のどちらかをママ振り、

もう一方をお嬢様の好みのレンタルや購入のお振袖と分けるのも一つの手段ではありますね。

いずれにしても、一生に一度の20歳の節目の成人式ではありますから、

何に重きを置きたいかの価値観のすり合わせをする事が大事になりますね。

ママ振 写真

ママ振りの場合も早めの行動が必要

成人式はママ振りにするから振袖は手元にあるしそんなに焦らなくても大丈夫〜と思っていても

いざ、振袖を見てみたらカビや汚れが合ったり、お嬢様にお振袖のサイズが合わなかった場合、

お振袖のメンテナンスが必要になります。

そうした場合、お直しするにあたってどうしてもある程度のお時間が必要になってきます。

なので様々なケースを含めて余裕を持って前撮り成人式をするとしたら、

実際1年前にはもう済ませておきたいところです。

成人式の1年半前〜2年前には動き出しているのが理想的です☆

また着物以外にチェックして頂きたいのは

・ショール

・草履バッグ

・小物の有無

です。

経年劣化でショールが黄ばんでしまっていたり、草履の裏が剥がれてしまっていたり、

バッグの留め具が壊れてしまったりすると新しいものに変えていただいた方が安心かと思います。

また普段着物を着る習慣がなかなか無いと、振袖のお着付けの際に何が必要かって分からなかったりしますよね。

ふじやでは、ママ振りを一式持ってきていただいて、お嬢様にお着付けの試着をさせて頂きます。

そこでサイズが合っているか、汚れがないかを確認させて頂き、

新たに何が必要か、お嬢様のご希望のお振袖のイメージでコーディネートのご提案をさせて頂きます。

↓こちらをクリック

ふじやのママ振袖

また、ふじやの姉妹店フォトスタジオフォーレではママ振りをお持ち込みいただいて前撮りも可能です!

お振袖お持ちこみパック

当日成人式には出席しないけど、写真だけは残しておきたいお嬢様にはこちらのプランがお勧めです☆

購入には購入の、レンタルにはレンタルの、ママ振りにはママ振りの良さがそれぞれありますよね☆

どこに重きを置くかで色々変わっていくかと思いますので、是非ご検討くださいね

お問合せはこちら

甲府で創業97周年!老舗の呉服屋「京呉服ふじや」では、

山梨県内の一生に一度の成人式の思い出作りをお手伝いさせていただきます。

山梨県の

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振袖のご購入のご相談や振袖レンタルのご相談だけでなく、

お母様のお振袖のリメイクや寸法のご相談も心を込めてお手伝いさせて頂きます。

ぜひ振袖のことは京呉服ふじやにすべてお任せください!

素敵な晴れ姿の記念の撮影は

京呉服ふじやのフォトスタジオ

「PhotoStudio Foret」

にご相談ください☆

京呉服ふじやでは新型コロナウイルス感染予防対策として

1日5組限定の完全予約制にて営業しております。

①10:00~ ②11:30~ ③13:00~ ④14:30~ ⑤16:00~

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