皆さんこんにちは！甲府市中央にあります京呉服ふじやです。
鮮やかな色や豪華な柄が特徴の振袖ですが、最近では黒い振袖を選ぶお嬢様が増えてきています。
黒は通常、お葬式の時に着る喪服（もふく）や、結婚式の時に着る黒留袖（くろとめそで）に使われる色ですが、振袖においてはどうなのでしょうか？
黒の振袖にはどのような魅力があるのでしょうか？
今日は黒い振袖の魅力や選ぶ時のポイントや注意点などをお伝えしていきたいと思います。
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成人式だけど黒を着て大丈夫？？
結論から申し上げますと
成人式で問題なく黒の振袖を着ることができます！
黒を着ていったらマナー違反になるという訳ではありません。
また、この色を着てはダメという決まりもありません。
ただ、黒い振袖を成人式に着ていくのを心配されている方は「お葬式みたい」と思っていたり、「結婚式の新郎新婦のお母さんみたい」や「地味になるんじゃない？」と思うかもしれません。
ですが、黒は格式が高く、高級な色とされており、上品に美しく着用することができます。
また、黒い振袖といっても黒一色ではなく、赤や白、緑などの様々な色が入っています。
なので、「お葬式っぽい」や「結婚式に参列しているお母さんみたい」や「なんか地味じゃない？」ということにはならないのでご安心ください。
お嬢様が「黒を着たい！」と思ったらまずはご試着してみてください。
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黒い振袖の魅力３選
・人とかぶりにくい
振袖と言えば赤などの華やかな色を思い浮かべる方が多いと思います。
なので、黒い振袖を着ていくとカラフルな振袖の中に黒がよく映え、成人式の会場ではとても目立ちます。
また、黒の振袖には他の色の振袖に比べて個性的なデザインのものが多いです。
そのため、他の人とかぶりにくく、個性的に振袖を着ることができます。
・誰にでも似合う
体型や肌の色に関係なく誰にでも似合うのでどんな人にもおすすめできる色です。
また、他の色と組み合わせがしやすいためアレンジの幅が広がります。
そのため、組み合わせ次第でかっこよくも可愛くもなるので、合わせる色によって雰囲気が大きく変わる色でもあります。
例えばオレンジやピンクなどの暖色系の色を加えると大人可愛く、水色や青などの寒色系を加えるとよりクールにかっこよく見せてくれます。
また、金や銀を入れると全体が引き締まりアクセントとして目立つため華やかで上品な装いになります。
・大人っぽく上品に着ることができる
成人式は大人になるための節目です。
黒は成熟した大人の女性への第一歩を踏み出す象徴として振袖に取り入れられている色です。
また、黒は落ち着いた大人っぽい雰囲気をイメージさせ、コーディネートを引き締めてくれます。
さらに、他の色を引き立たせてくれるので振袖の柄の色や帯などをはっきり見せてくれます。
そのため、ピンクなどのパステルカラーを入れても可愛くなりすぎず、かと言って地味にもならないので
何にでも合う万能な色でもあります。
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黒い振袖を選ぶ時のポイントは？
帯は華やかさを加えるために金や銀、赤などの明るい色にすると良いでしょう。
特に、金や銀の帯は黒い振袖によく映え華やかさが増します。
また、刺繡や柄が豪華なものもおすすめです。
帯揚げ（おびあげ）、帯締め（おびじめ）などの小物も帯と同じで明るめの色を選びましょう。
差し色がなさすぎると、地味な印象が強くなってしまいます。
なので、小物で色のついたものをいれると黒に小物の色が映えて振袖姿がより綺麗に見えます。
また、半衿（はんえり）は金や銀、白などの刺繡が入ったものにすると良いでしょう。
重ね衿（かさねえり）も同様、色の濃い色を入れるよりも、色の薄い色や、暖色にすることでお顔映りが良く見えます。
ただ、暗い色を合わせてはいけないということではありません。
色の濃淡をはっきりさせれば綺麗に振袖を着ることができます。
自分の好みに合った振袖のコーディネートを組んで楽しく成人式を迎えましょう！
黒い振袖を着る時の注意点
黒は光を反射しにくいのでお顔映りが悪く見えることがあります。
また、差し色に色がなさすぎると暗く地味な印象を与えてしまいます。
なので、お顔回りにくる色はなるべく明るめの色を入れましょう。
そうすることで、お顔映りが明るくなり表情がぼやけて見えにくくなります。
帯揚げ（おびあげ）や帯締め（おびじめ）などの小物も薄い色や暖色を入れると華やかな雰囲気になるので、暗く地味に見えなくなります。
また、振袖を選ぶときに黒を選ぶと、ご両親や祖父母様に反対されることもあります。
ご両親や祖父母様は黒い着物と言われると、結婚式の時に着る黒留袖（くろとめそで）だったり、お葬式の時に着る喪服（もふく）をイメージする方が多いため、成人式の華やかな場所に黒い振袖を着ていくのは抵抗感がある方が多いようです。
もし、心配な方は振袖選びに行く前に着てみたい色や柄をご家族で話しあっておくといいかもしれません。
また、「黒が着たいけど少し不安かも…」という方は紺や濃いグレーの振袖にしたり、濃い色の振袖もおすすめです。
いかがだったでしょうか？
今日は黒い振袖の魅力や選ぶ時のポイントや選ぶ時の注意点などをお伝えしていきました。
黒い振袖にはたくさんの魅力があります！
もし、黒い振袖を着てみたいという方はぜひ一度お振袖選びの際に黒い振袖をご試着してみてください！
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